九州国立博物館「山本作兵衛コレクション」保存処置作業完了報告展『1095日の軌跡』明日から開催!5日にはコロタイプワークショップも!

投稿日: カテゴリー: コロタイプ工房

平成23年(2011)5月に、日本ではじめてユネスコ世界記憶遺産に登録された「山本作兵衛コレクション」をご存知でしょうか。世界記憶遺産には、かの有名な「アンネの日記」や「ベートーヴェン第9交響曲草稿」が登録されており、“人類が後世に伝える価値のある世界各国の文書、書物、楽譜、絵画、映画などの記録物を登録・保護し、公開すること”を目的とし、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が主催しています。便利堂は、この「山本作兵衛コレクション」のコロタイプ複製制作事業に約3年間にわたり携わりました。

※山本作兵衛コレクションとは
約50年間にわたり炭坑夫として働きつづけた山本作兵衛が「孫たちにヤマの生活やヤマの作業や人情を書き残しておこう」とした詳細な炭坑労働の記録。その数は1,000枚以上にわたります。ユネスコのホームページでは以下のように言及されています。
――(前略)当時の日本について記述した文書は、政府や企業等の公式文書によるものがほとんどで、一人の労働者が作成した私的記録は非常に希少である。作兵衛の絵画には、公的記録では読み取ることができない当時の生々しさや臨場感がある。当該コレクションは、世界的に歴史的な重要性が高い時代を実際に生きた一人の人間の視点に基づく真正な記録である。

コレクションの原画には長期保存が難しいとされる酸性紙と思われる近代の西洋紙が使用されていました。そこで、大切な遺産を後世へ伝えるため便利堂のコロタイプ印刷で精巧な複製が作られることとなったのです。

更なる詳細は保存処置作業完了とあわせて、明日から開催される九州国立博物館「保存処置作業完了報告展1095日の軌跡」で知ることができます。

4月5日(日)12:00~16:00には1階エントランスにてコロタイプ印刷ワークショップを開催します!「山本作兵衛コレクション」複製に用いられた技術を、ご自分で実際に体験していただけます。無料ですので、是非ご参加ください。

「保存処置作業完了報告展1095日の軌跡」
【期間】4月1日(水)~4月19日(日)
【場所】九州国立博物館 1階ミュージアムホール http://www.kyuhaku.jp/

【関連イベント コロタイプ印刷ワークショップ】
【日時】4月5日(日)12:00~16:00
【参加費】無料
【事前申込】不要
コロタイプ印刷ワークショップについて詳しくはこちら↓
http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

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