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鳥獣人物戯画を楽しもう!

2014.07.23

この秋、京都国立博物館では、「鳥獣人物戯画巻」の修復完成を記念し全巻が一挙公開されます! 待ち遠しいですね!
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甲巻 相撲
鳥獣戯画といえば、動物たちが相撲をとったり、お経をあげたりと、多くの動物たちが人間さながらに生き生きと動く姿が有名です。鳥獣戯画は甲・乙・丙・丁の4巻からなり、その甲巻には11種類もの動物が登場します。
おなじみのウサギとカエルはすぐわかりますよね。サル、シカ、トリ、イノシシ、キツネ、さてこれ以外にもあと4種類登場します。皆さんは頭に浮かびますでしょうか。
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甲巻 念仏
答えは……
hukurou itachi nezumi neko
フクロウ、イタチ、ネズミ、ネコです。
甲巻以降も、乙巻ではウマやウシ、タカ、イヌ、ニワトリ、ヒヨコ、そして更には想像上の霊獣・キリン、龍や一角獣といった幻の動物たちも登場します。

また他にも、ライオンなど、当時外国から伝来した情報をもとに描かれた物珍しい動物たちの姿も。
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便利堂には、鳥獣戯画甲巻の原寸大複製をはじめ、甲乙丙丁全巻のミニチュア巻子を取り揃えています。便利堂特製の精巧な複製品でゆかいな動物たちの姿を事前にチェックして、博物館で原本をご覧いただくのもオススメです!
特別展覧会「国宝 鳥獣戯画と高山寺」2014年10月7日~11月24日
鳥獣小巻
鳥獣戯画 甲巻はこちらから
そのほか、京都便利堂では鳥獣戯画をモチーフにした商品を多数ラインナップしています。
お買い求めはオンラインショップならびに下記直営ショップにて。
京都便利堂公式オンラインショップ
京都便利堂老舗モール
京都三条富小路店
東京神田神保町店

京都祇園祭まであと少し!

2014.07.02

7月に入り、祇園祭まであと少しとなりました。
祇園祭は京都の三大祭の一つ。疫病退散を祈願する八坂神社の神事で、
前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)のなかで山鉾巡行という、山車を引いて巡る風習があります。
今年はこの後祭が、約50年ぶりに復活することになっているそう。
なんでも、1000年にわたって継承されてきた習わしを取り戻すためだとか。
これまで1年に1度しか見られなかった巡行が、今年から2度も見られるようになります。
前祭:7月14~16日(宵山)、17日(巡行)
後祭:7月21~23日(宵山)、24日(巡行)
ちなみに、京都便利堂では明治期から祇園祭の絵はがきを作っていました。
a
「祇園の山鉾」より長刀鉾 明治38(1905)年前半発行
b
「祇園祭」 明治39(1906)年頃発行
なんでも、明治10年に山鉾巡行は7月17日(先祭)と24日(後祭)と定められたそう。
それまでは旧暦の6月7日と14日が本来の祭の日で、毎年計算して動かしていたそうです。
そして、明治44年には市電敷設のため、京都府知事が「山鉾巡行を中止せよ!」との知事令を出したとか。しかし町中の大反対にあい、無事知事令撤回に至ったそうです。
当時の京都は、東京遷都で意気消沈した町を何とか盛り上げようと、町全体が勢いづいていた時代・・・そんな事を想像しながら、絵はがきを見入ってしまいました。
●紹介した絵はがきはこちらに掲載されています「明治の京都 てのひら逍遥」

京都三条富小路店・東京神田神保町店でもお取扱いがございます。
ご興味のある方はぜひぜひご覧ください。