<メディア掲載>京都新聞で戦後直後に便利堂が印刷した書物が紹介されました
2020.01.06
1946年に占領軍から便利堂に発注された京都の絵画集
このたび2020年1月5日(日)の京都新聞朝刊で、便利堂が終戦直後に印刷した占領軍向けの絵画集、表題「京都とその近郊の旅」が紹介されました。
本書は、1946年ごろに占領軍から便利堂に直接依頼され制作したもので、描いたのは池田遙邨や伊藤小坡など、戦後も京都画壇で活躍した画家などです。約2年前に米国で見つかったものを京都の古書店を通じて便利堂が購入し、社内の資料を調査した結果、今回詳細が分かりました。
戦後直後の混乱した京都の中で、占領軍と便利堂や画家、当時の人々の関係についての一面がうかがえる資料で、大変興味深いものです。今後も調査を続け、さらに詳細が分かりましたらまたご紹介いたします。