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<実績紹介> ICOM KYOTO 2019 国際博物館会議に出展

2019.08.26

ICOM KYOTO 2019 国際博物館会議京都大会に出展


9月1日より9月7日まで、京都国際会館にてICOM KYOTO 2019が開催されます。ICOM(International Council of Museums)とは、博物館関係者により1946年にパリで創設された、博物館に関する唯一最大の国際機関(NGO)です。2019年現在、世界138の国と地域から44,500人のミュージアム関係者が、加入しています。この国際博物館会議が、このたび日本で初めて京都で開催されます。

国際博物館会議は3年に1度開催されており、第25回の京都大会は「文化をつなぐミュージアム―伝統を未来へ―」をテーマに、文化財や美術品をどのように守っていくのかという問題や、ミュージアムの運営や経営、紛争や災害等の緊急時の対応方法など、博物館に関わる情報の交換や知識の共有、会議がおこなわれる予定です。そして、そのなかのイベントの1つとしてミュージアム・フェアが開催されることになり、便利堂もブースを出展し、参加することとなりました!

ミュージアム・フェアは京都国際会館内の三つの会場にわたり9/2~4の3日間開催され、博物館美術館をはじめ、文化に関わる企業・団体がブースを出展し、皆様に活動や技術を紹介するイベントです。今回便利堂では、EVENT HALLのブース番号「E32」にて『明日への文化財遺産の保存』をテーマに、これまで一世紀以上にわたって取り組んできた「コロタイプ複製」、「文化財撮影」、そして新たな取り組みである「ガラス乾板スキャナー」の3つを柱とする、“便利堂独自のアーカイブ技術”を皆様にご紹介します!

今回のご紹介で特に力を入れているのは、便利堂が京都大学と一緒に開発した大型原板にも対応可能な世界初の「ガラス乾板専用超高精細スキャナー」です。

<コロタイプ> ギャラリー:コロタイプアカデミー開校2周年記念展

2019.08.09

コロタイプアカデミー開校2周年記念
BENRIDO COLLOTYPE ACADEMY
2nd Anniversary Exhibition


便利堂コロタイプアカデミーはたくさんの方に支えられて、7月29日(月)に開校から2周年を迎えます!

これまで、31回のワークショップを開催し、受講者の総数は147名を数えました。海外から来られる受講者の方も増える一方で、中には半年以上も前からコースの開講日を確認にメールされてくることもありました。熱心な受講者の皆様、そして様々な文化圏の方や、普段は出会うことのない職種の方等との出会いはとても刺激的です。感光乳剤を塗布して、印画をし、インキングをしてイメージを浮かび上がらせる手法など、仕上がりの素材に工夫を加えるような取り組みも行いました。と、同時に受講者の方から、鉄のプレートに印画はできないかな?というアイディアの持ち込みに答えることになるなど、表現の可能性も広がりつつあります。

このようにして制作された手刷りコロタイププリントのアーカイブも、2年目の一年でたくさん集まり、改めて2度目の展覧会を開催しようという運びになりました。ぜひご高覧くださいませ。

 

【概要】

BENRIDO COLLOYTPE ACADEMY 2nd ANNIVERSARY EXHIBITION!
便利堂コロタイプアカデミー開校2周年記念展

会期:2019年 7月 29日(月)- 8月 9日(金)※土日休廊
時間:13:00-17:00
場所:便利堂コロタイプギャラリー
京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町 302

公式 HP:http://academy.benrido-collotype.today 

<メディア掲載> 毎日新聞「京を拓く」3 / 3

2019.05.30

毎日新聞「京を拓く」に便利堂が3回に渡って紹介!

「京を拓く」【毎日新聞】便利堂 代表取締役 鈴木巧 インタビュー

2019520
第3回目 便利堂 代表取締役 鈴木巧
京を拓く/74 便利堂 コロタイプ逆輸出狙う /京都
毎日新聞の記事『京を拓く』Vol74 はこちらから

 

2019429
第2回目 便利堂 写真工房主任 本城克彦
京を拓く/73 便利堂 文化財、ありのままに撮る /京都
毎日新聞の記事『京を拓く』Vol73 はこちらから

 

2019311
第1回目 便利堂 コロタイプ工房長代理 尾崎正樹
京を拓く/72 便利堂 複製の品質、世界が注目 /京都
毎日新聞の記事『京を拓く』Vol72 はこちらから

<メディア掲載> 毎日新聞「京を拓く」2 / 3

2019.04.29

毎日新聞「京を拓く」に便利堂が3回に渡って紹介!

「京を拓く」【毎日新聞】便利堂 便利堂 写真工房主任 本城克彦 インタビュー2019429
第2回目 便利堂 写真工房主任 本城克彦
京を拓く/73 便利堂 文化財、ありのままに撮る /京都
毎日新聞の記事『京を拓く』Vol73 はこちらから

 

2019311
第1回目 便利堂 コロタイプ工房長代理 尾崎正樹
京を拓く/72 便利堂 複製の品質、世界が注目 /京都
毎日新聞の記事『京を拓く』Vol72 こちらから

<実績紹介> 文化財保護法施行65周年記念『国宝事典』第四版 4月20日刊行

2019.03.12

文化財保護法65周年記念出版
『国宝辞典』第四版 刊行いたします。

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弊社は明治20年の創業以来、日本の文化財の記録写真、印刷物出版物を通じて、その素晴らしさを国内外に普及するお手伝いをしてまいりました。昭和31年には文化財保護法10周年を記念して、我々の祖先が作り上げた優れた文化財の象徴である国宝を写真と解説で一覧した『国宝事典』[編集:文化財保護委員会(現文化庁)]を刊行し、日本美術を学ぶ方々の参考書として、また一般家庭の教養書として、大きな役割を果たしてまいりました。しかしながら、昭和51年刊行の第三版の刊行より、四十有余年が過ぎましたが、本書のような信頼ある解説かつ利便性を兼ね備えた類書は存在していません。現代を生きる国民にとって、日本人が有する文化財保護に対する高い志を見直すために、且つ日本美術のすばらしさを学ぶための良書として、増補改訂版を刊行する意義は大きく、文化財保護法施行65周年を記念した文化庁とのコラボレート・プロジェクトとして、ここに第四版の復刊を企画いたしました。執筆・監修は三版に引き続き、文化庁の多大な協力を得、その後指定された文化財を増補、解説文は新たな知見を盛り込んだ改訂版とし、図版はオールカラーといたしました。初回ご予約のお客様には特典をご用意しておりますので、この機会にぜひご予約をよろしくお願いいたします。

 

【仕様】  B5版、上製本、ケース入り、本文カラー印刷
【定価】  8,500円(+税)
【発売予定】2019年4月20日(土)

初回特典 ご購入いただいた方にもれなく国宝事典オリジナル「スライド式ルーペ」プレゼント!
※限定数量がなくなり次第、終了とさせていただきます

国宝事典公式ページはこちら

【送料無料】国宝事典(第四版) のご購入はこちら

でお願いいたします。

“DIALOGUE”『親密な工芸』

2019.02.21

“DIALOGUE”『親密な工芸』 出展のご案内

”未来志向のものづくり”をテーマとしたプロジェクト「KOUGEI NOW」の一環として、 作り手自らがものづくりの背景や手仕事への想いなどを直接お伝えする展示販売会「Kyoto Crafts Exhibition “DIALOGUE”」 にてホテル カンラ 京都の客室やエントランスを舞台に、京都だけでなく全国から様々な作り手が集います。

 

創業明治20年の便利堂の歴史は日本の文化、美術の伝承と普及の歴史です。なかでも世界最古の写真印刷技法といわれる「コロタイプ」は現在では世界でも希少な技術となっています。1世紀以上にわたり便利堂はこの技術を用いて様々な文化財複製づくりに携わってきました。

 

この複製技術を応用したのが便利堂のコロタイプ商品です。昔と変わらない職人の技と感性に支えられて、一枚一枚手作業で丹精込めて仕上げられています。

 

あらゆることが手軽になっていく現代において「歴史」や「アート」を感じる時間はとても風雅なもので、毎日の生活の中に「ゆとり」と「親密さ」を生み出してくれるのではないかと考えます。

 

今回は“五感で感じるアートのある生活”をテーマに、この職人技「コロタイプ」によるアートパネルや、新シリーズ和文具「SHIHO(しほう)便利堂」などでアートのある空間づくりを提案いたします。 ぜひ足をお運びいただければと思います。

 

※“DIALOGUE”は、工芸の見本市&展示販売会です。
※3月7日(木)は招待制の内覧会となっております。
※ご招待ご希望の方は お問い合わせください。

 

入場料:1,000円 *出店商品の購入に使用できる500円のデポジット付き

 

開催日:2019年3月7日[木]11:00~19:00 *内覧会
3月8日[金] 11:00~19:00
3月9日[土] 11:00~17:00

場所:ホテルカンラ  MAP

部屋番号:416

 

HARIBAN AWARD 2018 グランプリ受賞者発表

2018.09.14

ハリバンアワード2018のグランプリ受賞者:
★Grand Prize Winner
エスター・タイヒマン(ドイツ/アメリカ) 女性 38歳
http://www.estherteichmann.com
*京都滞在制作の予定:12月8日~22日

略歴:エスター・タイヒマン 執筆とキュレーションも行うアーティスト。タイヒマンはロイヤル・カレッジ・オブ・アー トにおいて、芸術の修士号(2005)と博士号(2012)を取得し、現在は同校のキュレー ション育成コースと歴史コーディネーターのプログラムの責任者です。2013年にはサン フランシスコのカリフォルニア芸術大学客員教授を務め、2009年から2018年までロンド ン芸術大学の写真学科の講師も務めました。

タイヒマンの作品は原始的な回帰をテーマとし、そのモチーフはベッドから沼地、そして 洞窟、また母から恋人へと変化を遂げる神話ような世界へと導いてくれます。彼女の描 写は暗闇の中を出たり入ったりし、また滴り落ちるインクに隠れながら、夜の重たい黒 闇を思い起こさせる微妙な色合いにモチーフが染まることで、もともと被写体の持ってい る印象からの脱出が可能になります。

アティスト・ステートメント

私の写真は、架空の神話的な世界を構築するため、複数のイメージをセットアップし撮影されています。私たちは原始へ の回帰を知るなかで、ベッドから沼地、そして洞窟へ、または母から恋人へと移動します。実験的なプリントを制作し、 そのプリントに直接描画することで、もともと被写体が持っている印象を緩和する効果を出そうとしました。一つイメー ジからまた別のものに生まれ変わるような断片から生まれる物語は、自伝や小説、神話の世界を行き来し、さらに他の ものへと姿を変えていきます。私の作品は写真と映像と文章の組み合わせによって、洞窟のような母、貝のような姉妹、 月のような恋人たち、滝のような涙が描きだされます。沼や洞窟といった真っ暗な闇に入ることで、摂取と排出、母と 娘、姉と妹、黒と白、恋人と恋人、シュールレアリズムのエロティックな衝動(真珠を作るといった刺激的なもの)な どが私の作品から感じられるはずです。カメラのような口径と絞りを持つ貝殻。 大洋のような子宮。 月のような恋人た ち。 自制しながらの保有。夜としての昼間。

http://benrido-collotype.today/hariban-award-2018-winners/

便利堂で作る個人作品集

2017.10.11

創業明治23年(1887)京都―― 便利堂は、文明開化による新しい事業を一手に引き受ける、従来にない個性的なビジネスを展開していました。その柱のひとつが出版業で、多彩なジャンルの文化的営みを、数多く本にして世間に広める、そんな役割を果たしていたのです。

以来京都の地で130年、便利堂は本づくりで文化に貢献するという創業以来の柱を一本貫いております。
ひとが「生きてつくった」その証をのこしたい、という思いは、いつの時代も変わりません。すべての面でサポートをいたします。
美術書の老舗「便利堂」で作品集をつくりませんか。

サンプル等を見ながらお話をさせていただき、ご希望・ご予算に応じたプランやスケジュールを伺い
創業以来130年に渡って積み上げてきた確かな実績で、お客様の「最高の一冊」づくりのお手伝いをいたします。

まずはお気軽にお問合せください。

人気の鳥獣戯画シリーズに新作登場!

2017.09.15

2017年9月16日ついに! 人気の鳥獣戯画シリーズに新作が登場!!

透かし技法にて、鳥獣戯画をはんなりと表現。
柔らかに浮かび上がる躍動感溢れる生き物達がとても愛らしく仕上がりました。

背面には落ち着いた色を入れてモダンなイメージにアレンジ!
老若男女問わずご使用いただけます。

秋の夜長に、鳥獣レターセットでお手紙を書いてみませんか?

↓↓↓ 商品ページURLはこちら↓↓↓

赤:http://www.kyotobenrido.com/shopdetail/000000001617/
緑:http://www.kyotobenrido.com/shopdetail/000000001616/