琳派400年を楽しもう!
2015.01.26
縮小屏風 〈重文 舞楽図屏風〉俵屋宗達筆 5,000円(税別)
2015年は琳派の祖とされる本阿弥光悦が京都・鷹が峯の地を家康から拝領して400年という、日本美術史からみても重要な年!京都では琳派400年記念委員会が拠点となって多くの活動が行われています。
この記念すべき年に、便利堂では琳派の象徴的作品として有名な、尾形光琳『重要文化財 風神雷神図屏風』(東京国立博物館蔵)をコロタイプ印刷で細密に複製するという、前代未聞のプロジェクトを実施します!その取り組みは、京都新聞でも取り上げていただきました。
※コロタイプとは?
1月13日 京都新聞 一面掲載
江戸時代の代表的な作家は京都で生まれ育った人がとても多いのですが、尾形光琳『重要文化財 風神雷神図屏風』も京都で描かれた作品の一つです。現在は東京国立博物館が所蔵していますが、細密な複製を京都で作り、京都の公共施設に寄付することで、この屏風を里帰りさせようと考えています。
縮小屏風〈国宝 風神雷神図屏風〉宗達筆(大)14,000円(税別) ※現在品薄状態ですのでご注意ください
ところで、尾形光琳『重要文化財 風神雷神図屏風』と酒井抱一『重要文化財 夏秋草図屏風』は現在別々に仕立てられていますが、本来は表と裏に描かれた1つの屏風だったというのはご存知でしょうか。これは、抱一の光琳への思いの表れとされています。便利堂では、2年前に酒井抱一『重要文化財 夏秋草図屏風』(東京国立博物館蔵)の原寸大複製に成功しており、今回、その反対側に『重要文化財 風神雷神図屏風』をも複製させることで、両面に作品が描かれた本来の姿を甦らせるのです。
過去の展示の様子についてはこちらから
縮小屏風 〈重文 夏秋草図屏風〉酒井抱一筆 5,000円(税別)
便利堂では自社独自の印刷技術・多色刷コロタイプを用いて、京都の持つ優れた特性を知って頂き、貴重な文化財を後世に譲り伝える意義をより広く理解して頂けるような活動を続けます。更に詳細は追って告知させて頂きます。
3月からは琳派ステーショナリーセットの頒布会を実施!琳派作品をモチーフとした、季節のお便りを書くのに最適な一筆箋・便箋や、クリアファイルなど、春・夏・秋・冬の季節ごと、新商品入りのステーショナリーセットをお手頃価格でご提供します。綺麗な化粧箱入りなので、ご友人やご家族、海外などへの贈り物にも丁度良いです。今夏~来春までの一年を通してはもちろん、お好きな時期のみお買い求めいただくこともできます。一年を通してのお申込をいただいた方には、もれなくオリジナルのギフトもプレゼント!琳派400年を年間を通してお楽しみいただくのにぴったりです。
また、春・秋には「この作品の商品が欲しい!」とご要望が多い琳派作品を扱った新商品の発売を予定しているほか、オンラインショップでもダウンロードできる琳派作品をモチーフとしたブックカバープレゼントキャンペーンを実施予定です。
詳細は、決まり次第またお知らせいたします。ぜひご一緒に、琳派400年を楽しみましょう!
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