<実績紹介> 法隆寺金堂壁画写真ガラス原板のスキャニング画像が公開
2020.07.22
7月22日より「重要文化財 法隆寺金堂壁画写真ガラス原板」のスキャニング画像が特設ページにて公開されます!
昨年に便利堂がスキャニングをおこない、現在も作業が続いている「重要文化財 法隆寺金堂壁画写真ガラス原板」の高精細デジタル画像データの一部が、2020年7月22日より、オンライン上で公開されます。
「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板 デジタルビューア」では、大壁で300億画素、小壁で170億画素を超えるきわめて精度の高い画像をお手元で鑑賞することができます。なかでも如来の螺髪や菩薩の毛筋、立体感のある衣褶の表現などは必見です!
現在のこのような状況の中で、落ち着いて作品を鑑賞することは中々難しいですが、今回の画像の公開を通じて、「東洋の至宝」と謳われた壁画の卓越した芸術性を細部まで楽しんでいただき、法隆寺金堂壁画の魅力とその価値、さらには文化財保存についてより一層ご理解と関心を持っていただきましたら幸いです。
「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板 デジタルビューア」はこちら
昭和10年に撮影した法隆寺金堂壁画撮影事業についてはこちら
昨年よりおこなっているスキャナー事業についてはこちら
【概要】
「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板 デジタルビューア」
制作:法隆寺、奈良国立博物館、国立情報学研究所高野研究室
協力:文化財活用センター、便利堂