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メディア情報 京都新聞朝刊「第11回 めぐり合う琳派」に掲載されました

2015.08.27

本日8月27日の京都新聞の朝刊(9面)で、尾形光琳「風神雷神図屏風」原寸大復元複製里帰りプロジェクトの取材記事を掲載していただきました。京都美術工芸大学長・河野元昭様、作家・藤野可織様が便利堂コロタイプ工房を訪れ、印刷した「風神雷神図屏風」や原寸大複製の「夏秋草図屏風」をご覧いただき、コロタイプの印刷技術やプロジェクトの意義についてお話しいただいています。
※プロジェクト詳細についての取材記事はこちら(2015年01月13日)
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150113000062
※記事でお二人がご覧になった原寸大複製「夏秋草図屏風」は、現在、京都・嵐山 小倉百人一首殿堂 時雨殿でご覧いただくことができます
くわしくはこちらから

時雨殿「京都企業に息づく琳派・ものづくりのルーツを探る」で酒井抱一『夏秋草図屏風』原寸大複製を展示します

2015.08.25


京都・嵐山 小倉百人一首殿堂 時雨殿で本日からの琳派400年記念企画展「京都企業に息づく琳派・ものづくりのルーツを探る」にて、酒井抱一『夏秋草図屏風』原寸大複製を展示します!

酒井抱一『夏秋草図屏風』原寸大複製
【期間】平成27年8月25日(火)~9月27日(日)
【場所】京都・嵐山 小倉百人一首殿堂 時雨殿 《地図》
京都の伝統工芸や文化、庶民の日常生活に大きな影響を与えた琳派のデザイン。こちらの会場では、琳派400年記念事業の一環として、京都企業の伝統と革新を支える琳派の創造性とデザインをテーマに、京都商工会議所の会員企業が所蔵している琳派の美術品や繊維・染織、工芸などの作品が展示されます。
原寸大屏風の迫力を味わえるこの機会に、ぜひ足をお運びください。

魯山人GONOMIシリーズ 8月26日新発売!

2015.08.24


このたび「星岡茶寮開設90周年」を記念して、北大路魯山人(※)自らが描いた画をあしらった文具・雑貨の新ライン「魯山人GONOMI」シリーズを8月26日(水)より新発売いたします!杉箸や箸置き、フキンやランチョンマットなど、食卓をより豊かにする雑貨のほか、ぽち袋、コロタイプ絵はがきなどの文具、あわせて約50点が一挙に登場します。
魯山人GONOMI
※北大路 魯山人(きたおおじ ろさんじん 1883-1959年)は陶芸・書・画を自ら手掛け、食を通じて美を追求した天才芸術家です。便利堂四代目・中村竹四郎が経営した料亭「星岡茶寮(ほしがおかさりょう)」では、顧問・料理長である魯山人の才能が遺憾なく発揮され一世を風靡しました。
京都三条富小路店
東京神田神保町店
オンラインショップ

“モダニズムへの道程― 写真雑誌『白陽』に見る構成派の表現”展開催のお知らせ

2015.08.06


淵上白陽「円と人体の構成」(『白陽』第5巻第6号、1926年7月発行より)
157×156㎜ コロタイププリント

大正期の写真雑誌『白陽』は、神戸で写真館を営み写真家として活動していた淵上白陽(1889~1960)が発刊していた芸術写真誌です。刊行期間は1922年から26年の5年間でしたが、増刊号を含めて、現在43冊が確認されています。当初はピクトリアリズムの芸術写真をおもに所載していましたが、1923年の関東大震災以後、被写体を画面上で幾何学的に表現する<構成派>と称されるモダニズムの表現を志向するようになってゆきます。その意味で『白陽』は、芸術写真の近代化への道程を表しているといえるでしょう。掲載された精緻なコロタイプ刷り図版は、オリジナル・プリントとして世界的に認知されており、日本のコロタイプ技術が、銀塩プリントやフォトグラビア印刷と同等の写真プリント技法として成立していたことを証明しています。
本展では、約90年前、『白陽』が構成派の表現を志向していった時代に掲載されたオリジナルのコロタイプ・プリント約20点を額装展示します。淵上白陽をはじめとする芸術写真家たちの冒険心を、日本のコロタイプ技術が支えていたことを確認していただければ幸いです。
【日時】2015年9月1日(火)~12日(土) ※日曜休廊
【開廊時間】11:00~18:00
【会場】コロタイプキャラリー 株式会社便利堂 京都本社1階 《地図》 ※入場無料
■写真史家・金子隆一氏によるギャラリートーク 9月12日(土)13:30~15:00 無料
※コロタイプギャラリーのフェイスブック開設しました
Facebook.com/benrido.collotype.gallery